喫煙者

喫煙者とは煙草を吸っている人のことで
その人たちは、まさに
豊臣秀吉に「生かさず殺さず」と言われた農民を連想させる
いいように政府に搾取され
いいように企業に搾取されている
飼い殺しの薬物中毒患者だ

「煙草を吸っている姿はかっこいい」等々を強調する
日本たばこ産業(JT)のイメージ戦略にはまり
ニコチン漬けにされ、体を壊しつつも
一時の精神もしくは身体の欲求を満たすために
金を払ってニコチンを摂取することを余儀なくされている

当然、JTは
習慣性が出ないぐらい少ないニコチン量の煙草などは
絶対に販売しない
意味がないし、売れないからである

ニコチンはもともと快楽を生み出すような物質ではなく
切れたときの不快さを解消することで快楽を作り出している
つまり中毒者は喫煙をしたときマイナスの状態が平常の状態に戻るだけで
なんのプラスにもなっていないばかりか
身体はどんどん害されていく
実に馬鹿らしいというか、詐欺のような商品である

しかし、こんなあこぎな商品であるにも関わらず
煙草は日本では法律で許可され、保護されている
習慣性があり明らかにドラッグの一種であることは間違いなく
他の様々な健康被害をもたらしメリットはほとんどない
だが、禁止されている国は僕の知る限りではイスラムぐらいしか存在しない
(イスラム世界ほどドラッグに密接な世界はないと思うが・・・意外に禁止なのだ)

逆にマリファナ等は日本では法律で固く禁じられている
しかしながらこれらは、煙草より習慣性も健康被害も少ない
ソフトドラッグといわれる範疇のものであり
明らかに現存の煙草よりは良いものであると思われる
故に、オランダ等これらの喫煙を許している国も存在する

なぜ、日本はマリファナを禁止しているのだろう?

マリファナは医学的な依存症は全くないといわれてる
しかし気持ちよさを体験できるということは
精神的な依存症は多かれ少なかれ必ず存在する
そういったことを踏まえてなのかもしれない

麻の薬と書いて麻薬となるように
ただ単に麻薬のイメージがあるからだめなだけなのかもしれない

一方的に日本煙草産業の利益を守るためだけなのかもしれない
和歌山市では小学生など、未成年の喫煙が問題になり
市の条例で煙草の自動販売機を禁止しようとしたが
JTにあっさりたたき潰されたしね

また、ソフトドラッグはさらなるドラッグの入り口になるからと言う人もいる
しかしドラッグに手を出す人のほとんどが
未成年も含めて飲酒、喫煙は経験済みであるというデータもでている
未成年に簡単に手に入るような売り方をして既にドラッグの入り口になっているものがある時点で
この論理も説得力に乏しい

とにかく、医学的には煙草を吸うぐらいならマリファナを吸う方がましだ
そのほうが精神的にも身体的にも健康になるに違いないのだから

モドル